赤坂うさぎやというお店の『秘話・エピソード』
ぼくが、現在出演させてもらってる赤坂のお店。
赤坂うさぎやは、今年で22周年です。
(2018.9.14現在)
ぼくが大阪でマジックの修行をしている頃から、実は『赤坂うさぎや』という名前を知っていました。
言わずも知れた当時のマジックバーの走りで浄土寺というお寺の境内の中に、古風に佇む隠れ家的な古民家がそのお店です。
業界内外で有名なマジシャンの方達を何人も排出されている『東の金字塔』としてその名を馳せています。
そんな名店で今こうして働かせてもらっているのは何よりも嬉しいことですし誇れることです。
当時のぼくから考えたら、マジシャンとして『赤坂うさぎや』で働けるなんて夢にも思ってなかったことなんです。
ここからはあくまでも常連の方や在籍している立ち上げからいらっしゃるマジシャンの方に聞いたエピソードで、諸説あるらしくどれが確かでどれが逸話なのかはわかりかねるのですが、いくつかご紹介したいと思います。
・昔は一階Barスペースが会員制のマジックが見れる空間で、二階が高級クラブ(バニーちゃんがいるお酒が飲める空間)だったそうです。
三階は、個室(今も現存)でカラオケができたそうです。二階の高級クラブに上がるには、うさぎやのブラックカードが必要で、一階の会員制からさらに会員制で紹介がないと上がれないシステムだったそうです。
当時はうさぎやで飲むことがステータスで政治家の方や芸能人の方が多くお忍びでよくご来店されていたそうです。
今もその名残で(赤坂TBSが近くにあることもあり)、政界人の方や芸能人の方が遊びに来てくださったりしています。
・昔は餃子がお土産でテイクアウトできたらしい。
初代の料理長が作る餃子は今なお常連さんに言われるくらい美味しいものだったらしい。
実際にその餃子を食べて見たい人は赤坂の炎麻堂にいくとその味を確かめられます。
・昔は、渋谷に『かめや』という姉妹店があったらしいがたったの三ヶ月で潰れてしまったらしい。
・最初はおでん屋だったらしい。
・建築士が自分が住むための家屋として建てたらしい。(なので内装が京都風で店舗ぽくないとこもある)
など、マジック以外の逸話も多いうさぎやです。
マジックをメインでやっていて、これだけマジックに関係ない逸話が残るというのも珍しい話です。
とても歴史のある由緒正しい老舗のマジックの名店として、時代と共に歩んできた歴史をその名に恥じないように守って受け継いでいくこと。
それが、現在出演させてもらっている在籍しているマジシャンの務めだとも感じています。
まだまだ知らないエピソードや面白い話しがあると思います。
わかり次第こちらのブログに加筆・修正していきますので楽しみにしていてください。
(2018.9.13現在)
多くのマジシャンの方が、名作と言われるマジックを生み出して実演してきた場所で働かせてもらっているという自負もあります。
今後もその名に負けないようにうさぎやのマジシャンとして精進していきたいと思います。
少しでもみなさまのお役に立てますように。願いをこめて。
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