天才と呼ばれる人たち
みなさんはこのことわざをご存知でしょうか?
『十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人』
この世には、数多く天才と呼ばれて来た人たちがいます。
では、果たしてその人達は最初から天才だったのでしょうか…?
いや、そんなことは無いはずです。
スティーブ・ジョブズもザッカーバーグも堀江貴文も西野亮廣も前田裕二も最初から天才だったわけじゃない。(敬称略)
確かに、最初から天武の才を持って生まれてきた人はいます。
神からの恩恵と言われるレベルで、『物事を理解する』ということが最初から可能な人間はいます。
普通は何千時間も要して経験と改善を繰り返し、研究して初めてその先に到達し得る景色を見ることが出来るものなのに、それを意図も簡単に成し遂げてしまえる。
それは天才ではなく超人の域です。
上のことわざで言われている『神童』とは、超人のことだと思っています。
では、一般的に言われている『天才』とはどんな人なのか。
それを自分なりに言語化してみました。
結論から言うと。
誰もが当たり前にやった方がいいと思えることを、『実際の行動に』実直に愚直に移して、”継続し続けられる”人。
これが天才です。
天才へのプロセスは三つに分かれています。
第1フェーズは『思いつく』こと。
誰もがやった方が良いことに『気付く』ことができる。
この能力は、必要不可欠です。
この気付くというアクションは、アイデアと同じです。
このアイデアは経験や感覚や知識の部分なので『センス』に近いです。
これは誰もが磨けますし後天的に得ることが可能なので、ここに『あまり価値は無い』です。
第2フェーズは『実践する』こと。
このハードルが意外と高いです。
みんな自分の置かれている環境や人からの目を気にしてしまい、なかなか行動に移すことができません。
自分を変えたいと思うならこの『実践』するという部分が必要不可欠です。
これが『自分が』出来ていないのに人に強要したり、無理やり意思を捻じ曲げてまで自分の思い通りに他人を変えようとする人が多いです。
ここのフェーズのハードルが低い人は、天才になれる可能性を秘めています。
第3フェーズは『継続して行う』こと。
これが極限に難しいです。
第1フェーズで思いついたことを、やってみて、それを永遠にやり続けることが出来たときその分野で圧倒的な実力と説得力を有します。
例えば、、、
近所に『日記』を30年間書き続けた人が居たとします。
そして、急にある日思い立ってやったほうが良いと思い日記を書き始めた学校の友達が居たとします。
様々なノウハウや勉強をしています。
とても意識高く行動もしていますが、まだ『書き始め』です。
この場合、継続して毎日日記が書きたいときに書き方を教えてもらおうと思ったらどちらの言っていることを信じますか?
どう考えても30年書き続けてきた近所の人の言っていることのほうが信じれますよね?
これが天才の正体です。
まわりはこういう30年とか普通の人(世間一般の人)が到底できそうも無いことを平然とやり続けられる人のことを『畏怖』の念を込めて、天才と呼ぶのだと思います。
例えが日記なので分かりにくいと思います。
他の例えなら、イチロー選手をみたとしても競争率の高いさらには意識高い人間が集まっているコミュニティの中でも『結果』を出し続けられる人ですよね?
イチロー選手もおそらく上記で説明した天才のプロセスを踏んでいると思います。
最近で言うなら、西野亮廣さん。
自分の良いと思ったことを実直に愚直に行動し続けられたから、国内最大級のオンラインサロンを運営できているのだと思います。
第1フェーズで思いついた自分の『良いと思ったこと』を、証明し続けて来たからだと思うのです。
だからあれだけの人が夢をみて応援して付いていきたいと思わされた。
その結果が数字になって表れただけなのだと思います。
しかし、みんながみんな意識高いわけでもなく向上心をもって動いて考えているわけでもないのが事実です。
良いとわかっていても、なかなかそう簡単に動けるわけがありません。
物事にはやはりレベルというものが存在します。
低いレベルの人は、低いレベルでしか解釈ができません。
それは理解する力が無いからなのです。
天才の言っていることが理解できない。何を言っているのかわからない。
先程の日記の話しでもそうですが、別に何となく良いと思って始めたわけで、『30年も書き続けようと想定して始めたわけじゃない。』
つまり、そのレベルの中で話しをしているのです。
この『想定』の差が物事の捉え方だったり、価値観の差だったりするわけです。
意識の高さの違いはここからくるのだと思います。
先日、ぼくがメンターに置いている社長に言われたのが『スピード感』についてでした。
これも『想定』のレベルの話しだと思うので紹介したいと思います。
いま現在、あるプロジェクトに参加させてもらっているのですが、そのプロジェクトのメンバーの『スピード感』は共有できているのか?と言われて実際に擦り合わせてみると。
ぼくは『二年』という期間を想定してやっていましたが、他のメンバーは『二ヶ月』や『三ヶ月』を想定していました。
ぼくだけ明らかにスピード感が遅かったのです。
そうなればプロジェクトの進行の足を引っ張っているのはぼくでした。
まさにプロジェクトに対して発生している問題の改善させるスピードがぼくだけ異常に遅かったのです。
まさに仕事ができないやつでした。。
一つのプロジェクトや大きな目標にチームで立ち向かうとき、この『スピード感』は非常に重要だと思います。
このサイクルのスピードが早いのも天才たちの特徴です。
第1フェーズから第3フェーズにまで達するスピードが尋常じゃなく速いのです。
それをシステム化するのが上手いとも言えます。
このスピード感というのを意識すると仕事のクオリティが格段に上がります。
是非みなさんも『スピード感』を意識して仕事をしてみてください。
すでに出来ている方はいかにシステム化して習慣化するかを考えてみてください。
継続できなければ全ては『無意味』です。
ぼくも頑張ります。
一緒に天才への一歩を踏み出しましょう。
少しでもみなさまのお役に立てますように。願いをこめて。
2コメント
2018.09.15 12:59
2018.09.15 12:31