マジックにおける人を惹きつける7つの技術
自分の話しが聞いてもらえない。
そんな風なことで悩んでいませんか?
友達や上司や会議や講演会など…
話しを聞いてもらうというのは簡単なように思えて実はとても難しいことなのです。
話しをちゃんと聞いてもらいたい!
上手く伝えるにはどうしたらいいの?
そんな悩みにお困りの方にマジシャンがよく使う『話しを聞いてもらうためのテクニック』を紹介したいと思います。
マジシャンは瞬時にその場で人を惹きつける能力に長けています。
マジックを行う場合、基本的にはサプライズのためその場にいる人たちはマジックを見る体勢が出来上がっていないことがほとんどです。
そのためまずマジシャンはこちらの話しを聞いてもらうために、その場の全員を惹きつけるありとあらゆる策を講じます。
ビジネスにおいてこの『人を惹きつける』という能力はとても役に立ちます。
これは一種の空間把握能力とオーディエンスマネジメントです。
ビジネスにおいて有効なマジシャンの人を惹きつける『7つの技術』をご紹介します。
1.サクラを使う(その場でサクラを作る)
これは最も効果的で単純でハズレがないです。
サクラの人物にあらかじめ段取りと打ち合わせをしておけばその場の空気を一気に手中に収めることが可能となります。
サクラの拍手や歓声などはとても効果的です。
サクラを用意出来ない場合は、その場でサクラ(こちらに協力してくれる人)を作ってしまいます。
飲み会でしたら幹事に。
会議なら部長に。
講演会なら司会の方に。
あらかじめ打ち合わせをしておくとスムーズに話しができます。
その場で軽く耳打ちしておくだけでもかなり効果があると思います。
2.声を大きくする(マイクを一人だけ使う)
とにかくその場で一番の発言権を得ること。これが第一条件です。
これさえクリアしてしまえばみんな話を聞いてくれます。
暗に自分がその場の主導権を握っていることをアピールするのです。
3.派手な服装で一人だけ特別感を演出する
あらかじめラフな格好での参加を促しておいて、自分だけスーツをピシッと着ておくと一目瞭然で誰が主役で誰が発言権を持っているのかを視覚情報で認識させることが可能です。
4.舞台を用意して目線を一段上げる
舞台に上がって話すことで同じ土俵には立っていないことを暗に示します。
ビジネス用語でTアップといいますが、これは心理的にも作用させることができます。
完全なTアップはかなり空間の把握を容易くさせてくれるのでかなりオススメです。
Tアップについてはいろいろとテクニックが存在するので、追々紹介したいと思います。
5.曲を流して全体の流れを根こそぎ奪う
登場時に曲を大きな音で流すことでこれから何か始めるというスタートの合図を行うと惹きつけることができます。
6.スポットライトを浴びる
その人だけ明るいというのは完全な特別感の演出です。
その人にだけ焦点が合うようにピンポイントでライトを当てることで特別を演出します。
7.失敗談を話す
人の不幸は蜜の味と昔から言いますが、人は失敗談を話されると聞き入ってしまう傾向にあります。
いつの時代もゴシップに踊らされるのが世の常ということなのでしょうw
これらの7つの技術は全て同時に行うことができます。
これらを全て実践して人を惹きつけられない方は、まずいないでしょう。
誰かに何かの話を聞いてもらいたい時、まずは相手に話を聞いてもらう体勢になってもらうことが重要です。
話を聞く体勢じゃないのにいくら喋り続けてもそれは『伝わらない』ことを前提に話ししていることになります。
話しは伝わらなければ意味がありません。
その人が興味を持つであろうもの全てを使って全身全霊で相手を惹きつけることが重要です。
そのためには情報収集を怠らないことです。
女性などは、リアルのネットワークやコミュニティには凄まじい影響力を持っていることが多いです。
可愛かったり稼いでいたりするとなおさらです。
影響力(人に話を聞いてもらいやすい人)がある人はくれぐれも自分がそういう立場にあることを自覚して頂きたいと思います。
影響力は、人の価値観や概念を破壊して塗り替える力を持っています。
その分多くの責任を負うことになりますが、多くの人に話しを聞いてもらえることになります。
どんなに素晴らしいことを考えていたとしても伝わらなければ意味がないですし、逆に伝える能力があったとしてもその人の人格が悪ければ悪影響になります。
どちらにしても、今後は情報社会です。
いかにして多くの人に自分の考えを知ってもらうか。
ここが非常に重要になってきます。
この努力を怠ると『存在しない』のと同じになってしまうのです。
一刻も早く自分の考えや発言を多くの人に聞いてもらえる土壌を作ることをオススメします。
少しでもみなさまのお役に立てますように。願いをこめて。
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